■痩せるくすり |
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くすりの種類 |
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| 痩せるくすり |
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現在、日本で肥満に対して使用できるくすりは、２種類です。
その他数多くのサプリメントがでていてやせる効果があるといわれています。しかし、実際に痩せる効果が証明されているものはほとんどありません。日本の医療で使われている肥満に対する薬は食欲をなくさせるものであり、いくら食べてもやせるというような夢の薬はありません。
では、やせるくすりとして２種類を紹介します。
１．マジンドール（商品名 サノレックス）
満腹中枢を刺激して食欲を抑制しエネルギー消費を亢進させる作用があります。 副作用として口渇や便秘、吐き気、睡眠障害などがあります。 この薬は保険が使えますが、BMI35以上の方に3ヶ月間のみです。
２．防風通聖散
少量のマオウ（エフェドリン）が含まれます。マジンドールに比べると効果は弱く、この薬だけでやせるというより、食事と運動療法の効果を増強させるものと考えてもらうとよいと思います。副作用はほとんどありません。
３．その他
他に日本では発売されていない薬があります。
(1) シブトラミン
食欲抑制とエネルギー消費を増加させる作用があります。
(2) オルリスタット
脂肪の吸収を抑える作用があります。
一つの薬をのめば、いくら食べてもやせるというような安全なダイエット方法は存在しません
摂取するカロリーよりも消費するカロリーが多くならなければ、体重は減りません。何かダイエットの薬をのんでいれば、今までどおり食べてもやせるという方法はあることにはありますが、非常に危険です。くすりの使用はくれぐれも注意をして用法、容量を正しく守ってください。
くすりを飲んで痩せる、という安易なことではなく、食事と運動を上手にして健康な体をつくるようにしてください。
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